大阪・四天王寺にある本坊庭園「極楽浄土の庭」でに行ってきた【日本庭園】
大阪・天王寺駅近くにある、
四天王寺内の本坊庭園「極楽浄土の庭」に行ってきました!!
最近では外国人観光客にも人気で、
日本を感じれる風情ある庭園です。
日本庭園の楽しみ方はこちら!
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極楽浄土の庭
所在地
最寄駅
開園時間
午前8時30分~午後4時30分
入園料
大人 300円
高・大学生 200円
少・中学生 200円
極楽浄土の庭
四天王寺本坊の東側にある日本庭園です。
「二河白道」という喩話(たとえばなし)を基に
改修、造園されたものです。
二河白道
中段からは 下にはまっすぐの細くて白い線が引かれています。
白い線の右側には水の河が逆巻き、
左側には火の河が燃え盛っている様子が描かれています。
下段にはこちらの岸に立つ人物とそれを追いかける盗賊、
獣の群れが描かれています。
下段の岸は現世、上段の岸は浄土のことです。
右の河は貪りや執着の心を表し、
左の河は怒りや憎しみをそれぞれ表しています。
盗賊や獣の群れもそれぞれ欲を表しています。
東岸からは釈迦の「逝け」という声がし、
西岸からは阿弥陀仏の「来たれ」という声がします。
この喚び声に応じて人物は白い道をとおり西岸に辿りつき、
悟りの世界である極楽への往生を果たすというものです。
簡単にいうと、
右にも左にも後ろにも逃げ場がない状況でも、
勇気をもって前に進めばいいことがある、
極楽が待っているということです。
庭園内
園内も順路を守って観ると
二河白道の喩えを感じられるようになっています。
白道
これが白道です。
左側が火の河(怒りや憎しみ)を表しています。
瑠璃光の池
人々の心を癒し、苦悩を救う仏とされています。
鴨も優雅に泳いでいました。
白道
続いても白道。
右側が水の河(貪りや執着)を表しています。
和松庵
ちょっと茶屋で休憩。
400円で和菓子・抹茶セットがいただけます。
ちなみに和松庵は、
極楽池
白道の先には極楽池が見えます。
火の河、水の河を感じながらたどり着くと、
すごく感慨深いものがありました。
極楽には、錦鯉が泳いでいました。
八角亭
少し和の雰囲気とはかけ離れますが、
明治36年に大阪・天王寺公園近くで開催された、
第5回内国勧業博覧会場内に建てられた、
ルネサンス風の木造建築物です。
登録有形文化財にも指定されています。
湯屋方丈
大阪夏の陣でいちど焼けてしまった為、
1623年に徳川秀忠によって再建されました。
方丈とは、住職の居室で、
こちらも国の重要文化財です。
補陀落の庭
整備中でしたがきれいに整えられた立派な庭でした。
座視式庭園で方丈から座って観た光景が1番美しいとされています。
方丈が非公開だったので中からは観れませんでした。残念....。
感想
広さ1万㎡とそこまで広くありませんが、
歴史や浄土を感じられる。
すごく良いところでした!!
京都の庭園などと比べると人も多くはないので、
じっくり回れると思います!!
大阪で日頃のバタバタを忘れてゆっくりしたい方、
すごくおすすめです!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。