点字ブロックの種類や、知っておかなければならないコト

 

普段生活をしていて、歩道や駅などで黄色い点字ブロックを見かけることがあります。

 

大体の方が、視覚障害者用のブロックだということは理解していると思いますが、

その模様にもそれぞれ意味があって

使い分けられているというところまで

理解している方は

もしかすると少ないかもしれません。

 

 

また、そこまで深く考えていない方も多いかと思います。

 

しかし、視覚障害をお持ちの方は、

そのブロックを頼りに外を移動したり、

危険を察知したりしています。

 

そこで、点字ブロックのそれぞれの意味と

ブロックに対する注意点をまとめたいと思います。

 

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点字ブロック

点字ブロックとは、

正式名称を「視覚障害者誘導用ブロック」といい、

目が不自由な方の通路を安全に誘導できるよう、地面に設置されたプレートのことです。足裏の触覚で地面に設置されたブロックの凹凸を察知でき、進行方向や危険を認識することができます。

1965年に、三宅精一氏によって考案され、現在では150以上の国や地域で使用されています。

 

 

点字ブロックの種類

点字ブロックには大きく分けて2つの種類があります。

 

誘導ブロック(線状ブロック)

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デザインは、線が4本平行に並んだものになっています。

ブロックの突起を、足裏や白杖で確認しながら、安全に進めるように連なって設置されています。

主な設置場所:駅構内、歩道など

 

警告ブロック(点状ブロック)

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デザインは、点状の突起でつぶつぶになっています。

危険箇所や誘導対象施設の位置を示しています。

主な設置場所:階段前、横断歩道前

                       駅のホームなど

 

点字ブロックの問題点

他の人の歩行の障害になっている

ご高齢の方や足腰の弱い方の転倒の原因になったり、車椅子等の障害になってしまったりしています。

また、雨天時や積雪時には滑りやすく、事故にもつながる危険な時があります。

 

ブロック上に自転車などをおいてしまう例が多い

まだまだ点字ブロックは認知されていない為、ブロック上に自転車や荷物など物を置いてしまっていることが多く見られます。

点字ブロックは目の不自由な方の道しるべとなる為、ブロックが塞がれていると安全に道を歩くことができなくなってしまいます。

 

まとめ

簡単にですが、点字ブロックの意味をまとめさせていただきました。

少しずつ理解が広まり、皆さんが安全に生活できるようになればと思います!

点字ブロックの上には、自転車等ものはおかないようにしましょう!

そして、困っている方がいれば積極的に声をかけましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。